地域連携によるアート②1階エレベーターホール写真の展示
新宿らしさを追及しながら、ゲストが“新たな新宿”を発見できるような仕掛けを施した。
ニューヨークの街並みを独自の視点で捉え続けた写真家ソール・ライターのように、新宿の風景を切り取り、壁面をその写真で彩った。
日常の中にある新宿の魅力を写し出すことで、訪れるゲストが街に興味を持ち、親しみを感じるきっかけとなることを目指している。

- プロフィール
- 大門美奈 Mina Daimon
写真家。作家活動のほか、カメラメーカー主催の講座やイベント等の講師を務め、雑誌・WEBマガジンなどへ寄稿、コラムの連載など活動は多岐にわたる。2011年開催に開催した個展『Portugal』以来、個展・グループ展多数開催。代表作に『浜』『新ばし』、同じく写真集に『浜』(赤々舎)など。海外や日常のスナップのほか、日本の伝統美や陰影の表現を得意とする。
- コメント
- 様々な表情を見せる新宿。新宿といえばすぐに頭に思い浮かぶ高層ビル群は一面にすぎず、新宿という地において暮らす人、働く人、旅する人を見つめながら撮影を行いました。
長い間使用されるということで、飽きのこない、ストレートな表現を心がけています。強烈な太陽が照りつける日も、どしゃぶりの雨の日も新宿はいつも魅力的な側面を見せてくれました。
宿泊される方を出迎え、また送り出すエレベーターホールという場所で新宿という街に思いを馳せていただけたら嬉しく思います。


